第1話 「えっ、詐欺?」
告白します。実は詐欺に遭っていたことが「わかり」ました…
この記事はフィクションではなく、実際に起こったことを記録しているものです。一人でも多くの方に届き、詐欺の被害を未然に防げたり、渦中にいる方でも被害を最小限にとどめられるようにしたいという思いでお届けします。
2021年2月22日に判明しました
詐欺というものは、一般的に「詐欺に遭った」と表現しますが、正直な気持ちとしては、「そうだとわかった」という状態。
実際、連絡を取り合っていた彼の方は
「信頼のおける」
「いい人」
でした。
不思議とまだそんな感覚ですが、時間の経過とともに複雑な感情が渦巻いております。
おそらくそうだと分かってからまだ2日目で、気持ちが落ち着いていないのかもしれません。けれども、このリアルな気持ちや体験を言葉に残すことが、多くの方のお役に立てるのではないかと思いこうして言語化することにいたしました。
ここで書こうとしていること
は
1)詐欺の内容
2)どんな気持ちで行動したのか
3)詐欺とわかってからのアクション
4)詐欺に遭った後に起こること
5)詐欺の仕組みについての考察
6)この経験をどのように役立てていくか?
7)これからどうしていくか
です。
知り合いもいなくて、誰に相談していいかわからないという方が検索しやすくなるようにこれから記事をまとめていきたいと思います。
ちなみに、タイトルに「あたくし」という一人称を使っているのは、尊敬する故 桂歌丸師匠が使っていた一人称で、それを使うことで少しでも自分へのダメージを逃したいという意図があります。そして、きっと歌丸師匠なら「かっかっかっ!」と笑い飛ばしてくれそうな気がしています。
当然ではありますが、心は傷付いており、整理もまだついていませんので、その辺りも前提として読んでいただけますと幸いです。
どうやってわかったの?
まず、詐欺の内容について書く前にどうやってそれがわかったのかを共有します。
運だけはいいんです。
# いや説得力ないでしょ
# ホントだってば
# 人に恵まれてるのが自慢なのよ
2月の
19日(金)にお金を振り込み、
21日(日)にさらにお金が必要だとわかり、
それでもまだ「借りる先を探していた」んです。
「危険な案件だ」とわかっていたのに、です。
わかっていたのに、お金を振り込んでいた。。。
この心の動きってとても興味深いので後ほど語ることにしましょう。
マーケティングの真髄ではないかと思うくらいです。
話を戻します。
この案件が「詐欺だとわかる」までに至ったのは3つの要件があります。
1)人助けをしたい / できると心底思っていたこと
2)その前提ならお金を貸してくださる人がいると思い付いたこと
3)その方が真剣に話を聞いてくださり的確なアドバイスをくださったこと
1)人助けをしたい / できると心底思っていたこと
意外といい人なんです。
# 自分でいうな
# 優しいの
# それが弱みでもある
連絡を取り合っていた方が女性だったのですが、非常に誠実だったので信じ切っていました。本当にその人の力になってあげたいと思ったんです。それらも設定だっというのに。その人を信じたことについては、結果過ちではありましたが、自分のポリシーには反していませんでした。
だから余計に重いんですよね。
# ずっしりきてます
# こういう性格損かな
2)その前提ならお金を貸してくださる人がいると思い付いたこと
あたくし、直感が働くんです。
ピンときました。「あ、Dさん(仮)に話してみよう!」となりLINEで電話相談のアポを取らせてもらいました。Dさんはとても優しい人で、アポを受けてくださいました。
# やはり性格大事
# 誰と付き合うかはとても大事
# 優しい人がいい
3)その方が真剣に話を聞いてくださり的確なアドバイスをくださったこと
Dさん、神対応でした。
「この人のことを手伝うのにこれくらいの金額が必要なんですけど、、」と相談すると、状況を一つずつ整理してくださり「優善さん、それ危険なやつですよ」と話してくれました。自分でも危険な案件だとわかっていたのに歯止めが効きませんでした。
それを優しい言葉で諌めてくださったDさんでした。
この3つが重なって
あたくし、これが本当にまずいことだとわかりました。
冷静に振る舞って、Dさんと一緒に次のアクションを確認しました。
そしてすぐに行動しました。
この続きは、次回。
多くの人が詐欺を未然に防げるように
そして
渦中にいる方も被害が最小限で抑えられますように。
優善 拝